当院の新型コロナウイルス治療メニュー

新型コロナウイルスのワクチン接種を行っていることが重症化予防に一番寄与しています。ワクチン接種が終わっている方は慌てず対応してください。
基礎疾患、年齢、経過により、医師の診察時の判断になりますので記載内容と違う場合があることを先にお伝えします。
受診方法は当院に電話していただき、「新型コロナウイルスの治療をしたいので、メールアドレスを教えてください」(これ以外の事は質問しないでください。メールで、保険証をおくれないかたの治療はしばらくできかねます。
尚、当院の通常の診療時間内に連絡時に対応します。

投薬治療を行っています。担当医の判断でどれを選ぶかを判断していきます。
各治療薬の特徴を下記にあげます。
①パキロビット(1日2回 5日間) 現段階では一番効果があると考えられています。併用禁忌が多く、重度の腎機能異常のある方には投与できないなど投与制限の事項がたくさんあります。
②ゾコーバ(1日1回 5日間) 塩野義製薬から開発された日本製です。ハイリスクに当たらない方にも処方適応があります。
③ラゲブリオ(1日2回 5日間) 国内での処方実績があります。処方に同意書が不要です。効果は低めですが、副作用が軽微です。のみずらさがあります。

尚、2023年10月1日により、保険負担割によって、抗コロナウイルス薬の自己負担が生じます。1割負担3000円、2割負担6000円、3割負担9000円となります。基本は抗ウイルス薬は院外処方のため薬局でのお支払いとなります。

ハイリスクの方の基準
血液疾患の治療中、既往歴
がんの化学療法中
80歳以上
免疫抑制疾患又は免疫抑制剤の継続投与
慢性肺疾患(喘息は、処方薬の連日投与を要する場合のみ)
肥満 BMI 30kg/m2超
1型又は2型糖尿病
限局性皮膚がんを除く活動性の癌
神経障害(脳性麻痺、ダウン症候群、重度の先天異常等)