【一般の方のコロナ罹患】献血時の検査用検体での新型コロナウイルス抗体価保有者の割合は、2022年11から2024年1月にわたり、計7回調査されています(2024年8月末時点のデータ)。
抗体保有者は、28.6%→42%→44.7%→55.8%→56.4%→58.8%と徐々に増加傾向でした。
16歳以上、69歳未満のデータになりますが、2024年1月の抗体保有率は10代80%である一方、60代は50%前後です。年齢が高いほど抗体価は低くなっている状況です。特に基礎疾患のある高齢者は未だに入院する方もいらっしゃるので、罹患歴のない方はワクチン接種をご検討ください。
【流行期の予想】直近2年間でのコロナ流行期は7月~9月と12月~2月です。2024年8月までコロナが流行期であったことを考えると、次の流行は2024年度の冬頃ではないかと推測しています。
【接種料金】大阪狭山市・富田林・河内長野市・太子町・河南町・千早赤阪村在住で65歳以上の方には市町村からの補助があり3000円です。堺市在住の65歳以上の方は、補助により3200円です。
64歳未満の方は、税込み16500円です。重篤な基礎疾患を有する64歳から60歳の方は公的補助の対象になることがありますので、かかりつけ医にご相談ください。
【当院での使用するコロナワクチン】当院で過去に実施歴があるRNAワクチンである第一三共社またはファイザー社になります。安定供給のため、ワクチンの指定はできかねますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【2025年1月15日以降のコロナワクチン接種時のお願い】(追記)
現在、第一三共社の「ダイイチロナ」を使用しており、1つのパッケージが2人分での使用となります。ご予約のない方のワクチン接種は、改めて予約日を設定したうえで接種へのご協力お願いし、ワクチン破棄の防止したい考えます。