熱中症対策について

熱中症対策が必要な季節になりました。

年間5万人の方が救急搬送されています。年間700人ほどの方がお亡くなりになっています。

7割の方が7月と8月に発症されています。また死者のうちの約75%が65歳以上の方です。

 

地球温暖化に伴い、30年前と比較すると最高気温35度を超える猛暑日が2.5倍、熱帯夜(25度以上ある夜)は2倍とあきらかに対策が必要な頻度が増えています。

気温30度以上、湿度75%以上の状況では熱中症は容易に発生しやすい状況であることを念頭に置き、対策を行ってください。

 

対策としては、我慢せず室内を快適にすること。外出するときは帽子・日傘・涼しい服装

を心がけるようにしてください。

もちろん水分・塩分補給も必要です。水道水やお茶でもよいですが、スポーツドリンクや食塩水もおすすめです。

ビタミンB群が多い食べ物(ウナギ、豚肉)は昔から夏の疲労回復に効果があるといわれ、実際、医学的にみても暑熱ストレスの対策としてビタミンB群とビタミンCの摂取は効果があります。

夏バテ予防注射は当院でも行っています。お気軽にスタッフにお声かけください。

 

 

 

 

長尾クリニック 院長 長尾 典尚