当院発熱外来(過去ログ)

当院では新型コロナ感染症が上陸した2020年2月より、集中治療室使用されている感染予防衣を、医師が着用して診察をしております。予防衣の着用着脱のために5分以上、医師は時間を要しています。またその周辺の環境保護のため、スタッフが対応しております。幸いなことに院内スタッフ間では、新型コロナウイルス感染症は発生しておりません。

2020年10月より、院内で新型コロナウイルス感染症に対する抗原検査を実施して迅速に診断し、治療、療養のアドバイスを行っております。

2021年2月からは院外に診察ブースを設け、徒歩や自転車での来院の方も、発熱や風邪症状の患者さんは院内で診察を行わない状況を整えております。診察前後の清掃活動を少しでも軽減するために、お車で来院可能な方は、車内での診察にご協力いただければ幸いです。

2021年3月より新型コロナウイルスのPCR機器(Smart Gene ® ミズホメデー社 本社佐賀県)を導入してPCR検査を行っております。

発熱患者さんへの新型コロナウイルス感染症の抗原検査、PCR検査を施行するかは医師がその状況により判断します。検査費用は公費のため、患者さん負担はありませんが、通常の診察料の費用は発生しています。公費のため患者さん側からの検査方法の指定は一切できません。

2021年3月までは1人30分程度の時間を使って診療しておりましたが、4月からは受診人数の増加に伴い、事前のメールや配布物を活用して、情報所得し説明代用を行い、1人15分程度にせざる得ない状況となっております。

現状として大阪狭山市新型コロナ感染症発生件数4月(第四波中)144件、8月(第五波中)244件で、長尾クリニックからの新型コロナ感染症診断件数は4月13件、8月22件です。当院からの診断患者さんは大阪狭山市以外もありますが、大阪狭山市からの発生者も他の市町村で診断を受けることを考えると、ほぼ1割程度は診断しております。診断のためには多くの発熱患者さんの診察をしていますので、受診者さんの診療への協力をお願いしたい次第です。

発症から間もないころは検査の偽陰性(陽性だが陰性になる現象)が発生するため、ほぼすべての方をオンライン診療(電話、LINE等)にて経過観察して、必要時は再検査を手配しています。

再診察時は、体温の経過が大切です。このため配布している体温をつけるノートに1日3回程度の体温測定をお願いします。体温表を見ればよい経過なのか、悪い経過なのか非常にわかりやすく、再検査すべきの判断になりますので、よろしくお願いいたします。再診察は、午前の診療前の時間8時から9時に行っています。この時間にLINEまたは電話で行いますので、着信があり次第対応してください。何割かの方は受診していただけず、午前診療中にオンライン診察にずれ込むことがあり、この場合は十分な時間が取れませんので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

追記

2022年1月26日現在、発熱外来がどこも非常に混雑しています。

発熱24時間経過した方ほうが検査の精度が上がるため、体調が待てる方は発熱または咳、咽頭痛などの症状が発現してから24時間経過してからの受診をお願いしたいです。

2022年2月5日 発熱外来のための受診依頼は非常に多く、全く当院のスタッフの業務量を超えています(2022年1月当院報告の陽性者数90人/同時期の大阪狭山市 陽性者発生数791人)。電話受付の際、たくさんのご質問をし、受付事務が返答不可能な質問を行い、当院の通常業務圧迫させています。院長が対応したある希望者は、時間がないためホームページの記載内容以外は答えられず、来院時に抗原定性検査かPCR検査は医師の判断でききめるということを伝えると、受診拒否をしているのかという発言をされました。これ以上電話で時間をかけることはできないと判断しました。

このため2022年2月7日以降の発熱外来希望者は、事前にホームページを読んでいるかたのみとさせていただきます

たいへん心苦しいですが、当院初診の方で、メールの送受信ができない方は受付は中止させていただきます。